日本「性とこころ」関連問題学会 第3回学術研究大会
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大会テーマ

現代人の性とこころ
~女と男のゆくえ~


日程:
 平成23年6月4日(土)

場所:
 ホテルメトロポリタン池袋
   (東京都豊島区西池袋1-6-1)

大会長:
 原田 隆之(目白大学)

大会実行委員長:
 斉藤 章佳(飯田橋榎本クリニック)

学会理事長:
 榎本 稔(榎本クリニック)


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2011/03/01更新
 大会長挨拶掲載

お問い合わせは・・・

日本「性とこころ」関連問題学会 第三回大会事務局

  〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-2-5

   医療法人社団榎会 榎本クリニック 松井

   電話:03-3982-5345 FAX:03-3982-6089

   Email:sei-kokoro1@enomoto-clinic.jp

    第三回日本「性とこころ」関連問題学会
        学術研究大会プレ企画


講演テーマ:

性犯罪及び性依存症者における
   社会内処遇についての取り組み~第二報~


・期日:平成23年4月28日(木)

・場所:飯田橋榎本クリニック3階
     (東京都千代田区飯田橋4-6-5)
・・・東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線飯田橋駅A4出口より徒歩2分/JR総武線飯田橋駅徒歩3分(駐車場はありません)

・時間:13:30~15:30
     (講演後、希望される方はクリニック内をご案内します)

・講師:斉藤章佳(飯田橋榎本クリニック)

・参加費:無料(定員先着100名)


*参加申し込みは、FAXにてお願い致します。
 FAX番号:03-5276-0600
 申し込み用紙ダウンロード(wordドキュメント)



 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 先日、ある新聞で「刑務所の矯正限界」という見出しで大々的に再犯性(反復性)の高い性犯罪者の社会内処遇について言及している記事がありました。そこでは、警察庁は平成23年4月から13歳未満の子供を狙った性犯罪者について、法務省から提供された出所後の住居を正確に把握するため本人同意のもと所轄の警察署が定期的に自宅を訪問すると発表しています。そして、再犯の危険性が高い場合は面談による指導警告や専門治療の紹介も行うということです。

 また、同時期に宮城県知事が性犯罪前科者に対して、出所後GPS装置の装着を義務付けるという条例化の検討に入るなど、今年に入り性犯罪者の社会内処遇の在り方について世間の動きが慌ただしくなってきています。

 一方でこのような議論をするとき、必ず性犯罪者の厳罰化や監視のみが注目を浴び、本当の意味で再犯防止のための取り組みになっているかについての根拠やデータは存在しません。確かに、厳罰化や監視は取り返しがつかないことをされた被害者にとって正当な主張です。ただ、それだけで本当に再犯性の高い性犯罪者(本講演では性依存症者)の強迫的性行動は防げるのでしょうか。

 今回の講演では、昨年の第一報に続き現在議論が高まりつつある「性犯罪及び性依存症者における社会内処遇」について、当院のSAGプログラムの取り組みを通し改めてこの問題を多面的に考える機会になればと考えています。多くの関係者のご参加をお待ちしています。



斉藤 章佳(飯田橋榎本クリニック)